【NO.7】 「触れて」「触れられて」感じること
触覚とは、「触れて」「触れられて」感じること、存在を確認しあう、愛情あふれる感覚。
これは、胎児の時から私たちに備わっている、特殊能力なんだそうです。
「1 cm2 あたり、50か所以上」
これ、何の数字かお分かりでしょうか?これは、ヒトが持っている皮ふの触覚センサーの数です。
この数え切れないほどの触覚センサーは、形あるものだけではく、空気、水など、さまざまなものに反応して受け取っています。
最近では、スマートフォンをタッチする毎日。
その指の感覚も、皮ふの触覚を通して感じている「刺激」です。
今回は、そんな皮ふ感覚の素晴らしさを頭において、エイジングケア世代のスキンシップについて考えてみたいと思います。
【触れる=触れられる】
あなたは、愛する人に触れたいとき、どのように触れますか?
やさしくだったり、柔らかくだったり、少し力を入れてだったり。
きっと、あふれる思いを込めて、愛情が伝わるように、触れることでしょう。
このとき、ちょっと違った視点で考えてみてください。
「触れる」ということは、お互いに、「触れている」し、「触れられている」状態だということ。
片方だけの感覚ではなく、互いが、「触れる」ことで、お互いに何かを感じ取っている状態です。
この状態は、実は、お互いの「存在」を認識したい欲求なのです。
「あなたも、私も、今、ここにいる」ということを確認したい・・・。
いつでも私たちは「生きている証・存在の証明」を欲しているのです。
日本人は、人前で好きな人と手をつないだり、ハグしたりする文化があまり浸透していませんから、ボディタッチに関して、お互いに積極的になれない部分もあるかもしれません。
でも、そこにある羞恥心というものは、その人の生まれ育った環境・その時代・社会全体から、刷り込まれた価値観であることがほとんど。
あなたの本心は、実はそれと違う場合もあることを知って欲しいのです。
ことパートナーに対しては、「思い込み」で接するのではなく、そのとき、そのときの本心をお互いに“素直に”伝え合うことが大切。
言葉というコミュニケーションにプラスして、スキンシップを取り続けていくことこそ、最もダイレクトに愛を感じ合える手段なのですよ。
LOVEカルテ
~わたしの性に出逢える本~ より抜粋してご紹介。
編集 内田登代紀(LOVEカルテ制作プロジェクトチーム)
監修 山崎由季(Pure Healing Japan)
発行 幸せのタネたんぽぽ
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いつ触れられてもいい準備、あなたは出来ていますか?
年齢なんて言い訳にしたくはありませんね。
女の美しさは、夜、つくられます。
今日から寝る前の2時間を大切に、<女性ホルモンを整える>
そんな生活習慣を始めませんか?
テレビを観る時間を見直し、
ゆっくりと湯船につかりリラックス・・・。
お風呂上がりは、ボディケア&ストレッチ。
全身の保湿を心がけ、コリをほぐします。
こんな小さなセルフケアこそ、更年期世代の必須習慣。
そして、いつ触れられても準備OKな気持ちの余裕が
自ら潤うエイジングケアになります。
もちろん、体の内側から温める
ホットザクロ(ザクロのしずく・お湯割り)が
寝る前のリラックスタイムに最適なことはお分かりですね。